よせばいいのに今年も

我々が普段接している物の名前の中で、古くからの日本語だと思っていたものがじつは外国語を語源としているというのは時々ある話です。
イクラ」がロシア語、「オクラ」が英語なんていうのは有名な話ですね。


ところで、「刀」というものがありますね。
「かたな」という語は単独ではすでに生活の中からは失われていますが、時代劇では頻繁に耳にします。
現代では「小刀(こがたな)」、「懐刀(ふところがたな)」等の語に生き続けています。


この「かたな」なんですが、この言葉、じつは英語の「cutterknife(カッターナイフ)」が語源なんですね。
そもそも「かたな」という語が初めて文献に登場するのが、紀貫之の「土佐日記」であり、
その後、平安時代中期に編纂された百科事典「倭名類聚抄」の中で「かたな」の語源が「カッターナイフ」である事に触れられています。


「かたな」と「カッターナイフ」の関係性については、「あきな」と「アッキーナ」の関係との比較(具体的には単語の変化のベクトルの相反性あるいは可逆性の考察)を通じて今後より一層の研究が待たれます。


…なあんて、


うっそぴょーん!(あるいは「うそぴょん!」)


↓本当の語源
http://gogen-allguide.com/ka/katana.html